植物を使ったアートをご紹介します。
今回はボタニーペインティングというアートがどんなものなのかを徹底解説?!いたします。
私が蓮の葉アートワークと称して咲くやこの花館で行っているのはこちらのアートです。(ボタニーペインティングとして募集していない理由は、単純に一般の方に分かりにくいからです。)
『ボタニーペインティングってFacebookやInstagramの広告で見たけどどんなアート?』
『わたしもやってみたい!』など、いろんな方がいらっしゃると思いますので、様々な視点からお伝えしていきたいと思います。
ボタニーペインティングとは?
ボタニーペインティングとは、蓮の葉やインド菩提樹の葉を、木のパネルに自由にレイアウトして、アクリル絵の具で色をつけて楽しむアートです。
ボタニーペインティングのやり方・材料は?
蓮の葉を?インド菩提樹を?と疑問ばかりが浮かびますよね。
使用する材料は主に、木のパネルと、アート用に加工された蓮の葉、インド菩提樹の葉、ゴムの木の葉、モンステラの葉です。
2024年に、カラテアルテアという葉が新加入いたしました。
さっそく、ボタニーペインティングのやり方や、手順を簡単に説明してみましょう!
手順1:蓮の葉などを木のパネルにレイアウトする
蓮の葉、インド菩提樹の葉を自由にレイアウトします。
ゴムの木の葉や、モンステラなどもバリエーションもあります。
手順2:葉をボンドでパネルに貼り付ける
蓮の葉にボンドを塗りパネルに張り付けます。
インド菩提樹とゴムの木の葉は、ボンドをスポンジでとり、そのままパネルに押し付けて貼り付けていきます。
手順3:色付けをする
ボンドが乾いたら、着色します。
蓮の葉のうえ、菩提樹の上、葉がない余白の部分など、いろんな場所に色んな方法で色を付けていきます。
筆やスポンジ、時には指を使って色付けを行います。
色に触れて、そして集中するのでセラピー的な効果が高く、とても癒されるアートです。
手順3:仕上げ
仕上げ材は基本的にはボタニーペインティング専用の仕上げ材を使用。
ボタニーペインティングには2種類の仕上げ材があります。
・ニス(通常のオリジナル仕上げ材)
葉の質感なんかも残したまま、ある程度の艶と強度を出すことができます。
・アート用レジン(月の雫)
こちらは結構粘度も低く操作しやすいレジンです。
紫外線ですばやく硬化します。
ただし日光の当たる場所で使用すると刷毛ワークの最中に硬化しだしますので注意が必要です。
操作性も良く、まったく黄ばみも感じません。
ボタニーペインティングはどんな人向け?
ボタニーペインティングはただ色をぬるだけではなく、小学校の図工の時間を思い出すような、工作的な要素があります。
ボンドを使用したり、葉を切ったりなど、童心に戻れるような作業が多いように思います。
単に蓮の葉を貼り付けるというよりも、ボンドを付けたときに乾燥していた蓮の葉がしっとりと柔らかくなり、パネルに張り付けたときにピタッとパネルと一体になっていく感覚を手のひらで感じたりできる感覚を愉しむアートでもあります。
自然が作り上げた葉の葉脈の美しさを肌で感じることのできるアートなので
・自然が好きな方
・工作やモノづくりが好きな方
・癒されたい方
・なにかに夢中になりたい方
などにおすすめのアートになります。
少し慣れてくると、アレンジができるようになりますので、自由度の高いアートで自分のオリジナルをつくるという意味では”挑戦”というキーワードもありかもしれませんね!
また、初心者でも簡単にそれなりの芸術作品を作れる!というのも魅力です。
どんなに不安になっても、結果は蓮の葉たちの形や葉脈が美しく空間を演出してくれます。
- 絵心がない
- 美術苦手だった
などの不安があっても大丈夫です。
どんな作品が作れる?
わたしは様々なものに蓮の葉などを貼り付けてアートしています。
一例としては
ティシュケース
お客様からワークショップのご要望があり制作したティッシュケースです。
木の箱
WASARA
和紙でできたお皿
クリアフレーム
葉のみを使用したアート
インド菩提樹やゴムの木の葉脈だけに色を付けてアートします。
色んな可能性のあるアートです!!
もとはすべて本物の植物です。それを乾燥させたり葉脈のみにしたものを使用したり、さまざまな工夫で楽しむことができます。
詳しく資格制度などを知りたい方は下記のホームページをご覧ください。