大阪市内とある公園の植栽です。
低くなった垣根の謎
とても美しい垣根だったんです。多分土台と合わせると2メーターくらいになっていたと思います。大きな植え込みだったのが夏祭りの少し前に、大掛かりに刈り取られました。
- まさか夏祭りの開催のためじゃないよね?
- 植え込みの高さがあって見通しが悪くなり、公園の安全面の観点から切られたのかな?
- 病気になってしまって切らないといけなかったのかな??
なんで切られたのかは、私にはわかりませんが、見ていて何か感情が揺さぶられたことは確かです。
批判もしたくないし、問題視もしたくない、ただこの現状を記事にしたためて、見た人にも何かを感じて、関心を持ってほしい、そう願っています。
公園管理局に電話したら教えてくれるかも…と思いながらもそのままになるのは、きっと誰しも同じだと思います。皆さんも『なんで??』と思ったことあるんじゃないでしょうか?
こんなにここだけ枝が伸びる?
桜の木ですが、枝が1本だけスゴイ伸びてます。しかも葉っぱはほぼないです。
『ひこばえ』『胴ばえ』もすごいです。根がくるしがっているのかな?
木のそばの地面を見てみると、植え込みのコンクリートで囲まれた下の部分から根が見えました。根が伸びることができる場所を探して頑張っているのかな。
そして大きく高く伸びた先端の枝の葉まで栄養をおくれなくなって、光合成エネルギーをどこかで賄わないと!と、木の幹の途中からや、根っこに近いところから枝と葉を出し、何とか生きようとしているみたいです。
裸の銀杏(イチョウ)の木
ついおととしの秋には大きく広がった枝から見事な葉が色づきヒラヒラと舞い落ちて美しい大きな銀杏(イチョウ)の木でした。
それが昨年の秋、黄色く色づく直前に突如枝を丸裸にされてしまって、この時は正直涙が出ました。
理由はわからないままです。落ち葉の管理が大変だったの?何か不都合があったの??
この夏、銀杏(イチョウ)は何とか緑の葉をつけていますが、光合成できずにどんどん弱るかもしれません。
若い木をそばに植える意味
で、これまたびっくり、その銀杏(イチョウ)の木の下あたりに他の種類の若木が…。
また大きく育ったら切られちゃうかもよ?こんなに狭いところに4本も育つのかな??など疑問は膨らみます。
まとめ
この記事を見つけて読んだ人には、
これだから市がやっていることは!!
とか、
市民に説明は?
とか怒りを主張してほしいわけではないのです。
公園ひとつでもこんな現状があることを知る、これが大切だと思います。
- いつもは忙しくて見向きもしない
- 緑…あったような気がするぐらいの記憶
- 木が切られて風景が変わっても別に…
- 樹木の恩恵を意識しない
もともとそういう方でも、知れば何かが変わるはずなので。
皆様の植物へのまなざしが、少しずつ育まれますように、願いを込めてコツコツと情報発信を続けていけたらと思っています。